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国道477号の旅、その2?

週末は、この所のうすら寒さも緩むとのこと。
来シーズンにしようと思っていた国道477号の続き。
せっかくの天気なので今シーズン最後の機会と思い、電車でGO!

JR野洲駅まで新快速に揺られて輪行。
駅前で自転車をセットアップし、先週の終点、十王町交差点へ。
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標識通りに進むとやがて名神竜王IC。
さらに進むと道は緩やかに登り、峠を過ぎた所の標識に県道22号とあります。
おまけに道の傍らにゴルフ場。あれ、おかしいなあ。
どうやら道を間違っているようです。
せっかく登った坂を下り正しい477号に復帰。

ここからも道は何回か右折左折を繰り返し進んでいきます。
右折左折を繰り返すたびに遠くに見えていた鈴鹿山脈の山がだんだん大きく見えてきます。
道はやがて山に向かってまっすぐ進みます。道路標識には綿向街道477とあります。
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ここで異変発生。
電光掲示板に「鈴鹿スカイライン崩土通行止」の文字。
信じる気がしないので、とりあえずこのまま進みます。
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蔵王ダムの辺りから道はコーナーの続く緩やかな登りになります。
ガードレールの支柱ごとに猿が座っています。どうやら群れで生息しているようです。
平子峠でひと山越えると野洲川ダム。
ここで「通行止の看板」。
何台か車が入って行くのでついて入ると片側通行の信号。
待っていると警備のおじさんが赤い棒でGOの合図。
合図に押されて、そのまま進みます。
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道は野洲川の渓谷沿いに緩やかに登ります。
少し紅葉も始まっていて見事な景色です。
突然、右側に陽に照らされた御在所岳。
おおっと思わず声が出てしまいました。
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通行止めなのでほぼ貸切状態。
道路脇に三脚を構えて写真を撮る人を2人ほど見かけただけです。
標高600mくらいまで登ったところで大きな壁面工事。
そこの警備のおっちゃんが赤い棒で×の合図。
ここから先は入れないとのことです。
滋賀県側は道路の補強工事なので道自体は走れる状態だそうですが、三重県側は一ヶ月ほど前の雨で道路が崩落して通行できないとの事。
おっちゃんは「三重県側から車で登ったことがあるけど、あっちの坂はきついで」と言っていました。
滋賀県側は所々アウターかインナーか迷う場所があるくらい緩やかに登りますが、三重県側はかなりなもんらしいです。
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仕方がないので、通行止めの看板のあった野洲川ダム下の大河原の集落まで引き返します。
ここで当初の目的の477号の旅はあえなく中止。
でも天気もいいことですし、気分を替えて滋賀県をもう少し遊びましょう。
持参した地図のコピーを広げて行き先を思案。
今日の復路ルートに使用するつもりだった国道421号(八風街道という素敵な名前がついています)の石榑峠を滋賀県側から登ることにします。

蔵王ダム方面に引き返しかけた時、お食事「ライダーハウス神戸」という看板が目に入りました。
昼には少し早いけど食事できそうなら入りましょう。
という事で入った店内にはオートバイのレーシングマシンが置いてあり良い雰囲気。
おでん定食を注文、これがおいしい。
元気のいいマスターが国道421号方面への道順を丁寧に教えてくれました。
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来た道を戻り、蔵王ダムで写真を撮っているとオートバイに乗った兄ちゃんが「こんにちわ」と話しかけてきます。
彼も鈴鹿スカイラインが目的だったようです。
石榑峠のことを聞くと、「峠付近はセメント舗装で、車とバイクでもすれ違うのがやっと。三重県側は勾配もキツイですよ。」と教えてくれました。
どうやら鈴鹿山脈は三重県側が切立っているようです。
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神戸のマスターや蔵王ダムの兄ちゃんに教えてもらった通りに、国道421号の永源寺という所に向かいます。
蔵王ダムの兄ちゃんが「永源寺は紅葉の名所なので観光バスが入って少々混みますよ」と言っていました。
なるほど、お土産屋さんがたくさんあり、いかにもそういう感じです。
今日は紅葉には2週間ほど早いそうで、さほど混雑もありませんでした。
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ここから国道421号を石榑峠に向かって登ります。
ところが、ここで再びショックなことが・・・。
「421崩土通行止」の電光掲示板。
ガガーン。421お前もか。
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急ぐ旅でもなし、行くだけ行ってみましょう。
永源寺ダムを過ぎた辺りから愛知川上流の渓谷沿いに緩やかに登ります。
ここもなかなか良い感じです。
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ずっと進むと半分だけ通行止めのバリケード。
石榑峠はトンネル工事が進んでいて、このバリケードは工事現場の入口にあります。
入っていく車もあるので先に進みます。
工事現場を過ぎると名水「京の水」と書かれた水汲み場があります。
何人かの人がポリタンクに水を汲んでいました。
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さらに進むと1.5車線の峠道が続きます。
ここまでは車で入れません。私しかいない様子です。
とりあえず峠を目指して進みます。
片側は深い谷、片側は崩落しそうな山壁、谷の向こうの山の斜面が陽に照らされているという山岳道路です。

突然、私の前に道路脇の繁みから鹿が2頭現れ、目の前に続く道路を一直線に走り正面の繁みに入って行きました。
私に驚いて逃げたのでしょうが、あんな距離で鹿と出くわしたのは初めてだったので私のほうが驚きました。
そう言えば道には所々、鹿の糞が・・・。
ひょっとしたら熊に遭遇するかも知れません。
ちょっと怖くなりましたが、素晴らしい景色に誘われて進みます。
ところが道はずっと同じような高度を保ったまま続きます。
時には少し下ったりします。
遠くで鹿の鳴く甲高い声。仲間に侵入者の存在を知らせているのでしょうか。
峠まではもう少しだと思うのですが、洒落にならんことになっても何なので引き返すことにします。
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ゆっくり景色を堪能しながら引き返して標高500mくらいまで下った所に、人の影。
見るとデジカメを片手に上品で気さくな感じのおばさん。
私を見て「三重県側から越えてきたのですか」
怖くなって引き返してきた事を言うと「鹿は人を襲いませんよ」と一笑されてしまいました。
しかも、この辺りには熊の被害は出ていないので熊についても心配ないとの事。
よく聞くと、厳冬期以外はここで暮らしておられるそうです。
さすが、標高500mの住人は落ち着きが違います。
その方の話では三重県側の復旧にはかなり時間が掛かりそうだとの事です。

さて、午後3時を過ぎたのでそろそろ下界へ降りようかと思うのですが、このまま永源寺へ下るのもどうかなあという感じです。
地図を見ると北に筒井峠(県道34号)角井峠(県道229号)と2つの峠を経て町へ下るルートがあります。
心細い道なので、陽のあるうちに下れるかなあと思いながらも行ってみる事にします。

しばらく登るとトンネルがあり、ここが峠かと思って通ると坂はここからが本番。
ぐんぐん斜度がキツくなってやっとの思いで峠です。
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県道229号との分岐を見落とさないように下って行くと「水の流れに注意」とか何とか言う看板。
見ると道の上に川が流れています。
川の部分はアスファルトでなく石畳。
面白い道があるもんです。
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県道229号との分岐も無事確認。
角井峠を越え、杉林の間から夕陽が差し込む道を下ります。
何とか陽のあるうちに山から下って来る事ができました。
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さて、ここから一番近いJRの駅はと地図を見ます。
新快速が止まりそうな駅では能登川駅が近そうです。
県道508号から県道28号を琵琶湖に向かって走ることにします。
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少し道に迷ったりして8号線に出る頃にはすっかり陽が暮れましたが、無事能登川駅に到着。
駅付近でお風呂屋さんを探しますが、見つからなかったので駅のトイレで着替え。
駅の反対側にあるスーパーでビールとエビせんを買って新快速を待ちます。
駅のベンチで缶ビールを一口、輪行はこの瞬間がいいんですよね。
自転車で走りながら見た山の景色を思い出しながら、ほろ酔い気分です。
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国道477号の旅

国道477号は三重県まで続いているとオペラさんが言っていたのを、先週、京北町へ抜ける国道477号の杉林の中で思い出しました。
調べてみるとなるほど四日市まで続いています。
しかも、なんでこんなとこ通ってんのと思うようなルートです。
関西のサイクリストなら誰でも名前くらいは聞いたことのある「花背峠」も国道477号です。

で、一度、全線走ってみたいなと思った訳でございます。
今日はとりあえず滋賀県までの区間を走ってみましょう。
輪行袋と着替えを入れたリュックを背負って自転車で走り、適当な駅から電車でシュッと帰ってこようという算段です。

まずは、池田の西本町交差点に向かいます。国道477号の池田側の端はここらしいのです。
木部町交差点のY字路を左へ取り、一の鳥居を目指します。
ここまでは他国道との重複区間、一の鳥居からがいよいよ純粋な国道477号です。
大槌峠~ひいらぎ峠で本梅町。
新世紀トンネルを1つだけ抜けて園部。
園部から八木が9号線との重複区間。
ここは無駄な気がしましたが、地図通りに走ります。
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八木で9号線と別れ大堰川を越えた辺りで前方にランドナーの兄ちゃん。
追い越す際に挨拶すると思いっきりの笑顔で「チワッ」と返してくれます。
ここら辺りからが国道477号の本領発揮。
京北町へ抜ける杉林の狭い道です。
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杉林の中で写真を撮っていると、後ろから来た、お揃いのレジャージを着た速そうな2人組みが「こんにちわ」と挨拶して走り去って行きます。
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京北町のサンダイコーで昼食。
ここから先が今日のハイライトです。
交通量の少ない川沿いの道を緩やかに登っていきます。
黒田トンネルを過ぎて大布施で右に曲がると、いよいよ花背峠への登りです。
もう少しで峠という所に少し開けた集落があります。
この里もいい感じですね。
何やら煮物出汁の良い匂いがすると思ったら感謝祭というのをやっていました。
しばらく登ると花背峠。
今日はこの時期としては暖かいのですが、それでも峠の気温は12度です。
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峠を越えて下りに入ります。
百井の別れを見逃さないように少し抑えて下ります。
途中、マウンテンバイクを押して登ってくる同じウィンドブレイカーで揃えた学生っぽい団体。
すれ違いざまに挨拶すると大きな声で返ってきます。
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そして、百井の別れで鋭角にターンすると百井峠への登り。
お世話になっているショップチームのメンバーで以前通った時、殆どの人が押した激坂です。
最初から出来るだけのローギヤにセットして挑みます。
斜度がキツイ上に路面が悪い。ラインを気にしながら力一杯の立ち漕ぎ。
まだ記憶に新しい富士あざみラインよりも部分的な斜度はきついと思います。
百井峠の頂上で地図を広げていたマウンテンバイクの2人連れ。
またまた元気な挨拶が返ってきます。
なぜか今日会ったサイクリスト達はみんな元気な挨拶をしてくれました。
声の張りや笑顔から、いかにも自転車で走るのが楽しくて仕方ないという感じが伝わってきます。
この辺りの道が持つ旅的な雰囲気のせいでしょうか。
(いかにもランドナーが似合う道なのです。)
それとも、少し肌寒くなった季節のせいでしょうか。
ロードレーサーの人もレースシーズン真っ只中の表情とは違う気がします。
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大見と大原の分岐を過ぎると前ヶ畑峠。
ここから国道367号に向けて一気に下ります。
かなり急な下りです。
国道367号方面から登ると結構キツイ登りだと思います。
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国道367号に出ると今までの道が別世界のように感じられます。
車が横をビュンビュン通り過ぎる中、途中トンネルに向けて緩やかに登ります。
途中トンネルは自転車は無料らしいのですが、トンネルを通らずに横の集落の道を行きました。
これがどうもいただけません。
自動車はトンネルが有料なので、集落の道を通る車が多いのです。
すれ違うのもやっとといった民家の軒先すれすれの道をダンプカーが往来します。
対向車が来るたびに車の列の後ろで待つことになります。
これでは集落の人はたまったもんではありません。
集落の人達のためにも何とかトンネルを無料にできないものかと思ってしまいました。
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集落の中で右に曲がり琵琶湖に向けて下って行きます。
レインボーロードと名付けられているようです。
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下りきると琵琶湖大橋で守山市へ渡ります。
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琵琶湖大橋も国道477号なんですね。
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国道477号は野洲市から近江八幡市へ。
右手に近江富士を見ながら平坦な道が続きます。
この辺りでは浜街道と呼ばれているらしく国道の標識の下には浜街道の文字が添えられています。
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日野川を渡り、土手の上で右折。
国道らしからぬセンターラインも無い道を進むみます。
ここらが国道477号らしいところですね。
やがて県道2号との交差点、十王町。
県道2号を西へ3キロほど走るとJR野洲駅。
時間も程よく午後4時を少しまわったところ。
今回の旅はここまでとしましょう。
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この後、道は鈴鹿山脈を横切って四日市まで続きます。
この続きはまたいつか。
国道477号の旅、なかばでございます。(デン、デーン)

JR野洲駅では駅前にある「ほほえみの湯」で着替えがてら汗を流し、自転車を輪行袋に納めます。
駅前のベンチで飲んだ缶ビール。旨かったなあ。
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