【一日目】
今年もいよいよ乗鞍です。
ところが、関西からご一緒することになっていたKジさんが急病のため参加できず。
そこで、金沢から参加のN野さんに高山で拾っていただくことに。
高山までは、特急ひだ25号の鉄道の旅です。
この時期にはめずらしく日本列島に沿うように前線が横たわり、このところずっと雨。
列車の窓からは雨の景色。
岐阜から高山本線に入ります。
しばらくすると車内アナウンスで飛騨川の紹介。
渓谷の岩にできた小さな穴が、天然記念物に指定されているそうです。
雨の渓谷に沿ってカーブしながら進む気動車。
なんとも風情があります。まさに鉄道の旅なのです。
高山駅でN野さんと合流。
お昼に、じねんじょ飯を食べます。
これが、素朴でおいしい。
思わず、おかわりしてしまいました。
車で乗鞍高原を目指します。
有料道路のトンネルで安房峠をパス。
N野さんの案で、白骨温泉経由の道を行くことに。
白骨温泉のたたずまいは、ひなびた風情があります。
そこへ通じる道がまた素晴らしい、一度自転車で走ってみたいと思う趣のある山岳道路です。
峠をトンネルで越え、しばらく下ると乗鞍高原。
大会受付場所には、雨にもかかわらずたくさんの人。
雨なので、恒例の一の瀬園地お散歩サイクリングはやめて会場でのんびり過ごします。
うろうろしていると北摂クライマーズのkiyoshiさんたちを発見。
チーム奥州の方にもご挨拶。
両チームのジャージを作成していただいているウェイブワンのK野さんにもお会いしてお話することができました。
皆さんの話題に共通しているのは明日の天気。
少しでも回復してくれるとええんやけど・・・。
宿に到着。
いつものように露天風呂でのんびり。
夕食の後は、道中に買い求めたお酒でくつろぎます。
【二日目】
朝、目が覚めると、なんと晴れ。
雨は覚悟していたので、嬉しい誤算です。
朝の行動が遅い私は、いつものように荷物預けの締め切り時間ギリギリにスタート地点へ。
今年の目標は、昨年に続く80分切り。
六甲山中にこもる事15日間。
その成果が試される時がついにやって来ました。
いつものように最後尾からスタート。
呼吸を自分でコントロールできる範囲で丁寧にペダリングすることを心がけます。
中間地点を37分で通過。
あと5キロの看板を58分くらいで通過。
これなら行けるかも。
ところが、ここから意外に時間がかかってしまった。
極端にタレる事もなく、今までと同じペースで踏めているにもかかわらず、どんどん残り時間が少なくなっていきます。
あと1キロの看板では、目標の80分まで3分を切っているありさま。
ちょっと無理かなと思った途端に失速。
自転車って気持ちとスピードがダイレクトに繋がっている乗り物なのです。
そこにチャンピオンクラス下山待ちの列。
梅ちゃんやkiyoshiさんからの声援で、もう一度、気を入れ直してゴール地点へ。
ここでの声援は、本当に力になります。
結果、80分を1分ほど過ぎて敗北感とともにゴール。
でも、ここら辺が今年の実力ですな。
下山荷物のある方へ移動していると、Nママを発見。
北摂クライマーズジャージ姿での表彰台を期待して順位を問う私に、「ダメ、脱水症状で抜かれまくった」との返事。
ここでも、またガックリ。
(とか言いながら、下山してから確認するときっちり入賞していたのですが・・・)
N野さんを待って、一緒に下山。
多少雲がかかっているものの、やはりここの景色は素晴らしい。
ゴール直後のガックリ感は、すでにどこかへ吹き飛んでいます。
宿へ戻って、温泉で汗を流し、しばしくつろいだ後、表彰式を見に会場へ。
乗鞍の表彰式に北摂クライマーズジャージ姿で立つNママをカメラに納め帰路につきます。
帰りは、飛騨トンネルの完成で全線開通したばかりの東海北陸道で、金沢までN野さんの車に乗せていっていただきます。
事前に調べていて分ったのですが、鉄道は高山~大阪より金沢~大阪の方が時間がかかりません。
しかも運賃も金沢~大阪の方が安くあがります。
同じ特急列車でも気動車のひだ号とサンダーバードではスピードの差は歴然としています。
でも、曲がりくねった単線をガタゴト走るひだ号には旅の趣きがありますな。
金沢駅で缶ビールを片手にサンダーバード号に乗り込みます。
麦畑の向こうに沈む北陸の夕日を車窓から眺めながら、今年の乗鞍も過ぎていきました。