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あの歌が聞きたくて上本荘

この所、休みと天気の折り合いが悪くて自転車の出番が無い。
今日も予報では雨。
実は、昨年偶然に見かけた「百石踊」が11月23日だった。
今年もあの歌が聞きたいなあと思っていたのに。

朝、起きると曇ってるけど時々薄日が差している。
思い切って自転車で上本荘を目指した。
上本荘は青野ダム方面へ自転車を走らせ、下青野から北西へ少し行った所。
「百石踊」は、ここの駒宇佐八幡神社に奉納されます。

昨年のデジカメ記録によると「百石踊」を見かけたのは正午過ぎ。
という事で12時着を目指して自転車を走らせます。
が、家を出るのが遅かった上に北風が強くて自転車が思うように進みません。
期せずして季節外れの個人タイムトライアルとなりました。

何とか12時2分前に神社に到着。
でも、なんか人が少なくて不安。「百石踊」は今日あるのかなあ。
カメラを持ったおじさんがいたので訊ねると1時30からあるとの事。
やっぱり今日あるんですね。良かった。
飛ばして来る必要はなかったけど・・・。

待っている間に見物客や村の人達の話から、「百石踊」は雨乞いを起源としていて、幾つかの集落が持ち回りで演じている事が分った。
つまり今年踊りを奉納するのは昨年の集落の人達ではないのです。

自転車の格好で待っているとだんだん寒さが応えてきたが、いよいよ「百石踊」の始まり。
始まってみると昨年に比べて歌声も踊りも力強い。
4っつくらいの演目が奉納されたが、どれも昨年私の心を掴んだ曲ではありませんでした。
昨年のあの物悲しい感じの謡が聞きたかったのですが少し残念。
きっと昨年の歌い手さんはかなりな名人なのでしょう。
サイクリング中突然現れた鬼や山伏や深く笠を被った人、それと独特の衣装を着けた子供たち。
それらの光景と歌が溶け合って幻想的な感じ。
越中おわら風の盆をテレビで初めて見た時と同じような感じがしましたから。

踊りも佳境に入った時、落ち葉を巻き上げる一陣の風。
「雨の合図?」でも、雨だけはやめて欲しいなあ。
今、降られると帰りは冷たい雨で濡れねずみ。
雨乞いの踊りを見ながら雨が降らない事を願っている私でした。

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感激、百石踊

自転車シーズンも終わりに近い。
今日はロードレーサーらしいスピード感を楽しもうとスピードコースを設定。
宝塚から十万辻を登って下佐曽利。
大坂峠、切詰峠を越えて志手原。
小野峠を越えて下青野。
道を西へとり相野へ。
県道141号(黒石三田線)のコンビニで休憩。
ここまで、先日見た世界選手権の個人TTのイメージでスピード感を味わう。

帰りは、県道310号(上本荘藍本線)で下青野へ。
この道がまたまた交通量の少ないフラットな道で、競輪選手が先導車にピッタリついて練習していた。
私も快走。
と、道の脇に車がいっぱい駐車してある。
何かあるのかなと思っていると、祭りらしい行列。
自転車を止めてカメラの用意。

紋付姿のお年寄りを先頭に40人くらいの行列が行く。
鬼の面、山伏、鉄砲を持った人、姉さん笠をかぶった着物姿、お化粧をしたもんぺ姿の女の子。
後ろの方には幼稚園くらいの女の子も太鼓を持って続く。
その行列が歌声にのって進む。
先頭ののぼりには、「駒宇佐八万百万踊」と書いてある。
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列の真ん中辺りに歌い手がいる。
この歌が素晴らしい。いわゆる日本の民謡なのだが、少し物悲しい感じの憂いを含んだメロディー。
これに囃子声が、「ハー、ハー、ハー、ハーズンズン」と入る。
(ズンズンの所で子供達が太鼓を鳴らし、一行は片足で体を上下するのです)

アマチュアカメラマンも何人かいて熱心にシャッターを切っている。
私もその中に混じってシャッターを切った。

行列は、駒宇佐八万神社の少し手前で歌声に合わせた行進を止め、そのまま神社の方へ登っていった。
神社で、奉納の舞か何かがありそうだったが、自転車用のシューズでは歩きにくいのでここで見送る事に。
私が自転車で出会った祭りの中でも、特に魅力的なもので感激してしまった。
(来年は、日を確認して見に行きたい)

その後、再び自転車にまたがり、青野ダム湖畔から志手原。
千刈経由で大池と快走。
紅葉が気になったので武田尾へ降りた。
紅葉は見頃で、普段にない人出。
早々にひきあげ、十万辻を下った。

シーズン終わりにボーナスのような小春日和。
ロードレーサーらしいスピード感と、まだ残っていた秋を体一杯に感じた一日でした。

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