この週末は土曜日の方が天気が良いとのこと。
以前から気になっていた原山峠へ行ってみましょう。
原山峠は、天引峠の北にあります。
国道372号が天引峠をトンネルで抜けるようになり、旧道もだいぶ荒れてきました。
そこで、この峠で篠山側と園部側が行き来できないか、一度見に行こうという趣向です。
とは言え、直接、原山峠へ行くとなぐさみが薄い。
という事で、大たわで多紀連山を越え藤坂峠から福住へ向かうことにします。
まずは野菜コースの道をたどり西峠。
杉生の交差点に差し掛かった所で、ガーミンのチームウェアを着た自転車の人が、交差点脇のコンビニから、私の200mほど前に出てきます。
いかにも速そうな人ですが、休憩後とあって背中のポケットに手を入れたりしながらユルユルと進んでいます。
マイペースを守りたい私は、すぐに追いついて、挨拶しながら抜かさせてもらいます。
少し勾配がきつくなった所で、先程の人が私を抜いて行きました。
きれいなフォームで、みるみる遠ざかって行きます。
古坂峠をトンネルで越えて日置。
泉の交差点で、ふと見ると目の前に先程のガーミンジャージの人が信号待ち。
声をかけると彼も「多紀連山」とのこと。
お互いに「めずらしいですね。多紀連山を越える人と一緒になるなんて」と嬉しくなります。
彼は伊丹のチームに所属している実業団選手。
距離をこなすことも必要なので、この辺りもトレーニングコースにしているそうです。
今日は大たわを越えた後、鼓峠を越え篠山市内に戻り、母子の裏坂(美濃坂峠)を登って帰るとのこと。
「坂にかかったら先に行ってください」と言う私に、
「今日はのんびり走ろうと思って、あえて自分のチームジャージを着てきませんでした。ゆっくり一緒に行きましょう」
という訳で、2人で会話しながら、ゆっくり登ります。
彼の実業団レース裏話は、とても面白く、結局、下りもずっと話しながら進みました。
多紀連山を越え、彼は左へ。
私は右へ曲がり藤坂峠を越えます。
藤坂から少しだけ国道173号を走り、福井で国道と別れ、ベル・グリーンカントリークラブの坂を越えて福住。
福住のコンビニで食べものを調達して、安田の大杉の木陰で頂きます。
昼食の後、いよいよ原山峠です。
西野々の信号を曲がって、広尾カントリークラブの方へ。
きれいな2車線の道でゴルフ場入口まで登ります。
ゴルフ場入口を過ぎると、「この先車両通行不能」の看板。
なるほど、2車線の道の両脇から木の枝が伸びて(多分、アカシアの木)、散った花びらが道路の上にたくさん残っています。
ちょっと道が怪しくなってきました。
少し登ると、舗装路は途絶えて、目の前にハイキング道のような道。
どうやらここが峠で、ここからは下り。
道は、土の上に落ち葉が積もったような道ですが、勾配はさほどきつくありません。
行ける所まで行ってみましょう。
ロードレーサーでも何とか乗ったまま下れる道が続きます。
パンクしないように、石を避けながらゆっくりゆっくり下ります。
15分程下った所で、少しだけ開けた所に出ました。
ちょうど向こうから農作業の軽トラックが、ゆっくり走ってきます。
道を譲るために端へよけていると、助手席のおばさんが「福住から来たんけ。道は大丈夫やったか」。
「何とか降りて来れました」という私に、
「すぐそこが、舗装路や、助かったなあ」と言って笑います。
言われた通り、すぐに舗装路に出ました。
でも、まだここが何処か分りません。
狭い舗装路をとりあえず走ります。
少し行くと、それなりの道幅の道路に出ました。
バス停もあります。
ここは何処かな。
辺りを見渡します。
なんか、見たことのある景色です。
と言うか、昼食前に通ったベル・グリーンカントリークラブの坂の登り口です。
園部へ抜けている思っていたのですが、抜けているどころか、振り出しに戻っているという始末。
まるで狐につままれたような気分です。
いっぺん人間にあだされたら七へん騙して返す、七度狐の仕業かも知れません。
もしかしたら、安田の大杉の下で昼食を食べたのも幻だったのでしょうか。
仕方がないので、奥山から中山峠を通って園部方面へ。
宮前からは、ひいらぎ峠を越えて一庫ダムに向かって走ります。
一庫ダムは、工事で通行止めになっていた北側のダム湖畔の道も通れるようになっていました。
帰ってから、もう一度地図をよく見てみると、原山峠へ行くには、広尾カントリークラブへ登る手前を右に曲がらないといけない事が分りました。
また、機会があれば行ってみようと思います。
狐の仕業ではなかったんですね。
迷子になるまでの道中はこちら。
迷い道から抜け出した後の道中はこちら。

写真は、旅のもんが七度狐に騙されて?下った道です。